お会いした二人目のFIRE民は、Tさんという40代の大手メーカーに勤務されている方です。
上司からのパワハラで、現在は会社を休職中とのこと。
休職期間が満了したら、そのまま退職して本格的にFIRE生活をスタートされるそうです。
そういう意味では、現在は「疑似FIRE」生活を送っているというわけですね。
私も同じ状況だったため、意気投合w
ユニークな空き地投資
Tさんの投資スタイルは、日本個別株と不動産投資がメインです。
生活費は配当金と不動産収入で賄っているそうです。
特に不動産投資はマンションやアパートといった賃貸物件ではなく、「空き地投資」をされているとのこと。
空き地投資というのは初めて聞きましたが、関連書籍もほとんどないので、手法としてはマイナーなのでしょうね。
安く仕入れた郊外の空き地を砂利を敷く等してきれいに手入れし、それを土建業者等に資材置き場や駐車場として貸し出すスタイルだそうです。
賃貸物件と違って建物がないので、入居者トラブルや建物の修繕といった管理の手間がほとんどかからないのが大きなメリットだとのこと。
また、安く放置されている土地を狙うことで、投資コストの回収も比較的短期間で実現できるそうです。
確かに、首都圏を外せばタダ同然で売りに出ている空き地がいくつかあります。
整備費用と固定資産税ぐらいしか費用はかからないし、不動産投資の最大のネックである手間がほとんどかからないのも大きなメリットといえそうです。
問題は、長期間借りてくれる相手が見つかるかどうかですね。
Tさんの場合は不動産屋の伝手で借り手を見つけているそうです。
ひとつの空き地から得られる収益は月に3万円ほどですが、それを20件近く持っているので、税金などを考慮しても30万円程度のキャッシュフローになっているとのことです。
使える制度はフル活用
Tさんは会社では管理職でかなり高いポジションたったそうですが、「上からのパワハラとストレスの多い仕事にうんざりしていた」とか。2年間の休職制度が認められているそうで(羨ましい!)、この制度を最大限に活用し、休職期間中の給与と傷病手当金をもらえるだけもらってから辞めるという、戦略的な退職プランを立てていました。
私も同じことを考えていました。
やっぱ貰えるものは最大限貰って辞めるよねw
また、個人事業主として開業されていて、小規模企業共済に加入しているとのこと。
掛け金が全額所得控除の対象になるので、節税メリットを受けながら効率的に資産形成ができます。
その他にも、会った際のコーヒー代や生活費等の一部も経費として使えるので、何でもいいので個人事業を持っておくと何かと便利だとのことでした。
退職後は不動産投資をさらに拡大させていきたいとのこと。
好きなことを仕事にして、FIRE後も積極的に活動していく。
まさに、理想的なライフスタイルを送ってるなという感想でした。
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