「20年間「インデックス投資」のみで資産3億円達成。40代でFIREした元パナソニックSEが語る5つの成功法則」という記事を読みました。
内容は上記リンクご参照。
まとめると以下の通りです。
・パナソニック元システムエンジニアが45歳のときに3億円の資産でFIRE達成
・新卒で入社後、持病で1年間休職したのが投資のきっかけ
・大企業の福利厚生をフル活用し、給与の7〜8割をインデックス投資に入金し続けた
驚異的な資産増加
38歳頃に資産1億円、44歳頃に2億円に達し、そのわずか1年後の45歳で3億円になっているそうなので、驚異的な資産増加スピードですね。
まさに"r>g"のお手本のようです。
入社後2年目あたりから投資をスタートし、以降は一貫してインデックス投資のみを継続したそうです。
個別株や高配当株投資にすら手を出していないとのことで、すごく意志の堅い方なんですね。
投資対象は、VTを中心にAGG、BNDX、VWOB、GSG、暗号資産などで固め、現実の時価総額比に準じた割合で保有しているようです。
地球全体の成長についていく、といった思想のポートフォリオのようで、SEらしく合理的ですね。
普通の人は余計な投資に手を出さず、インデックス投資を愚直に続けるのが正解という好例です。
FIREには好条件なJTC
この方の戦略はとてもシンプルで、「支出を減らし、入金力を高め、全力投資する」という王道スタイルです。
ただ、パナソニックということで給料も福利厚生も非常に手厚く、特に住宅面の福利厚生が彼の資産形成に果たした役割は大きいです。
今時、独身寮や社宅、家賃補助制度が残っている会社は、世間全体では少数派ですが、JTCにはまだまだ残っていたりします。
結果、月の支出は食費のみで済み、毎月20万円以上の積立投資を20年続けたそうです。
そりゃあ、資産形成も捗るでしょうな。
古い昭和的閉塞感の象徴とされることが多いJTCですが(実際そういう側面もありますが)、高い給料、恵まれた福利厚生、ほどほどの仕事、窓際・静かな退職がしやすい環境と、FIREを目指すうえで有利な条件が揃っています。
この方が利用したかはわかりませんが、早期退職制度による割増退職金も期待できますしね。
「とりあえず大手」は、今の時代も有効な戦略だと思います。
FI達成から6年後に退職
この方は、1億円を達成した時点でFIを実感したそうですが、実際に退職を決断したのは6年後に資産2億円に達したときです。
6年間躊躇した理由は、「無収入になるのが不安で、もっと資産を盤石にしたかった」からとのことで、典型的な「あと1年症候群」ですね。
しかしFI達成から6年間も社畜を続けられているので、そこまで仕事が嫌いというタイプではないのかな?
FI達成から6年間耐えて退職して良かったのか、それとももっと早く退職すれば良かったと後悔しているのか、その点が気になりましたね。
投資スタイルや各年齢での資産規模が自分と近いので、勝手に親近感が湧いています。
「あと1年症候群」に罹っている点も含めてw
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