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こうして3名のFIRE達成者に実際にお会いしてみたわけですが、皆さんとの会話を通していくつかの気付きがありました。
その中でも特に印象的だったことを5つご紹介します。
FIRE達成者は実在する
当たり前かもしれませんが、これが一番の感動でした。
「FIREしている人って本当にいるんだ!」っていうw
しかも全員、前職は私と同じ普通のサラリーマンで、FIREした年齢も現在の私と近かったので励みになりましたね。
特別な才能やコネがない普通の人でも、地道な努力を積み重ねていけば、会社員を脱出して自由を手に入れられるんだという希望が持てました。
金融所得だけで生活している人はいなかった
お会いした3名は、全員がスポットワークや自分の事業、不動産など、何かしらの別の収入源を持っていました。
意外と、純粋に株の配当金や投資信託の取り崩しといた、金融資産からの収入のみで生活している人はいなかったんですよね。
これにはリスク分散という意味合いもあるでしょう。
一つの収入源に頼りきりになるのではなく、複数の収入の柱を持つことで、精神的にも経済的にも安定するのだと思います。
あとは、何もしないで遊んでいるだけだと飽きてしまい、なんだかんだで収入に結び付く活動を始めるのでしょう。
ただ、会社員の時と違って、自分の興味がある分野で自分のペースで動けるので、ストレスは全くないみたいですね。それどころか生きがいになっているようです。
生きるために仕方なくやるライスワークではなく、仕事自体が楽しいライフワークになっているということですね。
日本株投資家が多い
3名のうち2名は、日本株投資がメインでした。
インデックス投資を中心にしているMさんも、今後は日本高配当株を増やしたいと話されていました。皆さん、配当金や株主優待を好む傾向があるようです。
やっぱりまとまったキャッシュフローがあると精神的に安心できますからね。
高配当株は、爆発的な値上がり益は期待しにくいかもしれませんが、配当金や優待という形で、毎日の生活が少しづつ豊かになる点が大きな魅力です。
安定収入を目的とした場合、配当控除が使える日本の高配当株は有力な選択肢ですね。
株主優待を使って旅行に出かけたり、お得に食事を楽しんだりする。
そうした「お金を使う喜び」も、FIRE後の生活を豊かにする上で重要な要素だと感じました。
あと、Yさんが仰っていた「日本企業を応援したい」という発想は素晴らしいですね。
国内の企業が成長して元気になれば、そこで働く従業員にも還元され、やがては日本社会全体が良くなっていくかもしれません。
FIRE生活を楽しむためには、日本社会が持続可能な状態で安定してもらうことが大前提ですので、この視点は私も見習いたいと思いました。
FIREを後悔している人はいなかった
皆さんとても生き生きとしていて、楽しそうにそして熱心にご自身の活動について話してくれました。
「FIREなんてやめておけば良かった」なんて後悔している人は、一人もいませんでしたね。初対面の私に見栄を張る必要もないので、恐らく本音で今の生活に満足されているのでしょう。
経済的な余裕があるからか、皆さんとっても温和で紳士的でした。
嫌味な感じや、自慢するような感じは全くなく、好きなことをして生き生きと過ごしている姿は、FIREが人生を豊かにする選択肢であることを物語っていました。
逆に会社員時代の話題になったときは、ちょっと苦笑いしながら、黒歴史を話すみたいにトーンダウンしていく感じだったのも印象的でしたねw
同じ目標を持つ仲間は貴重な存在
FIREという生き方はまだまだマイノリティです。
投資などのお金のことや早期退職したいなんてことは、なかなかリアルでは人に話せませんよね。特に職場の人には。
お金を持っていると思われてたかられたり、白い目で見られてしまうリスクがあるだけで、なんのメリットもありませんからね。
必然的に孤独を感じることもありますし、FIREを目指す長い道のりではそんな孤独に耐えきれず、挫折してしまうこともあるでしょう。
だからこそ、投資やお金のことをざっくばらんに話せる相手の存在は、本当に貴重だと感じました。
同じ悩みや考えを共有できることで、モチベーションを維持し、自分の信じた道へ進んでいくことができる。
今回の出会いは、私にとっても大いに刺激となりました。
改めて、FIREへのモチベーションが高まりましたね。
今後もゆるい繋がりを持てればいいなと思った次第です。
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