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「無職」だと何かと面倒なことがありそうなので、FIRE後の肩書を考えてみました。
使えそうな候補としては、6つあります。
投資家
まず、最初に思いつくのが「投資家」という肩書です。
大抵のFIRE民は何らかの投資活動をしていることが多いでしょう。
何らかの資産収入を得ているのであれば、堂々と「投資家」を名乗ることができます。
FIRE後の生活実態に一番近く、収入源も明確に説明できますし、「資産形成に成功した人」というイメージを与えることもできます。
一方、日本では投資に対してまだネガティブなイメージを持つ人が多いので、「株で儲けている怪しい人」と見られたり、「お金を貸してくれ」と言われるリスクもあります。
投資内容について根掘り葉掘り聞かれて、面倒なことになる可能性もあります。
個人事業主(フリーランス)
これは、個人的にはかなり使いやすい肩書だと思います。
例えば、メルカリで不用品を販売していれば「物販事業」、Webライティングの副業をやっていれば「ライター」と名乗っても間違いじゃありません。
この肩書の良い点は、働き方が多様化した現代において、最も違和感なく受け入れられることです。
「リモートワークで働いている」と言えば、平日の昼間に家にいても不審がられませんし、自分で仕事をしているという体裁が整います。
仕事内容を突っ込んで聞かれる可能性があますが、業種を適当に答えておけば、それ以上聞かれることはあまりないと思います。
個人的には、この「個人事業主」が一番無難で、周囲からの嫉妬も買いにくい、使いやすい肩書ではないかなと思っています。
法人代表(社長)
マイクロ法人等を設立する予定があるなら、社長を名乗れますね。
この肩書の魅力は、なんといっても圧倒的なパワーがあることです。
「社長」というだけで、なんとなく周囲から一目置かれる存在になれます。
FIRE後はあまり得ることができない承認欲求を満たすのにも、一役買ってくれるでしょう。
一方でデメリットとしては、金の無心や怪しい投資話を持ちかけられるリスクがあること。また、なんだかんだと担ぎ上げられて、町内会やPTAといった面倒事を押し付けられやすくなってしまうかもしれません。
〇〇コンサルタント
例えば、友人の投資の相談に乗れば「投資コンサルタント」ですし、親や近所のパソコンのトラブルを解決してあげれば立派な「ITコンサルタント」です。
この肩書のいいところは、専門家としてのイメージを与えられ、周囲から頼りにされること。実際に相手の課題解決を手伝ってあげれば、感謝されて自己肯定感も高まります。
正直、どんな分野でも「コンサルタント」と名乗ればそれっぽく聞こえるので、応用の幅が広いのも良いポイントです。
一方で、「何をしているかよくわからない怪しい人」だと警戒されてしまうかもしれません。
またコンサルタントも高収入のイメージがありますので、お金関係のトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。
専業主婦(主夫)
家事や育児をメインに担当しているなら、専業主婦(主夫)を名乗るのも良いでしょう。
この肩書のいいところは、周囲に、なぜ外で働いていないのかを明確に説明できること。
病気や介護といった、家庭内のやむを得ない事情を理由に付け加えれば、余計な誤解を受けることも少ないでしょう。
ただ、男性の場合は専業主夫がマイナーなため、名乗るのに勇気がいるかもしれません。
また共働きが当たり前となってきた現在では、専業主婦ができるのは余裕のある家庭だけ、というイメージが強く、周囲のやっかみを受けてしまうリスクもあります。
趣味に関連した肩書
写真が好きなら「フォトグラファー」、陶芸が趣味なら「陶芸家」、庭いじりが趣味なら「園芸家」など、自分の好きなことと紐づけた肩書です。
これらを名乗って実際に活動を続けていけば、もしかしたら本当に趣味に関連した仕事が舞い込むかもしれません。
そう考えるとなんだか夢があって、FIRE後の生活にも張り合いが出るかもしれません。
デメリットとしては、「それで食べていけるの?」と聞かれてしまう可能性があることでしょうか。
でも、それも「今は修行中です」とか「まだ活動を始めたばかりで」などと適当に返しておけば問題ないと思います。
これは周囲からのやっかみも少なそうだし、なんなら応援してもらえそうなので、なかなか良い肩書だと思います。
以上、肩書候補を上げてみましたが、別に一つに絞る必要はありません。
相手や場面に応じて使い分けても良いですし、複数名乗るのも全然アリです。
「普段は投資家で、たまにフリーでコンテンツ制作やDJもやってます」とか言えば、なんだか面白そうな人に見えますよね。
そして、これは「なりたい自分になれる」チャンスでもあります。
サラリーマンでいるうちは、所属している組織が自分をイメージ付ける面が多少なりともありますが、その肩書を捨てた後は、本当に自由な存在になれます。
結局のところ名乗ったもの勝ちなのですから、「吟遊詩人」や「冒険家」など、思いっきりユニークな肩書を名乗るのも面白いかもしれません。
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