FIRE後に肩書は必要か?①

2025/08/13

FIRE

t f B! P L

『「お父さん働かないの?」よりつらい…50歳でFIREした元会社員を次々と襲った家族、近所、親せきとの試練』という記事を読みました。

前半はFIRE可否の相談で、後半がタイトル的には核心部分、FIRE後のトラブルの話です。
要約すると次の通りです。

  • ある会社員が50歳でFIRE
  • 無職になったことで、やがて家族から冷たい目で見られたり、親戚にお金を無心されたり、町内会の役員を押し付けられそうになる
  • 「投資コンサルタント」を名乗ることで状況が改善した

一応FPが書いた経験談という体裁ですが、この記事が事実かどうかはわかりません。
ですが、個人的には「あってもおかしくないな」と思いました。

残念ながら日本では、特に成人男性が働いていないことに対して、まだまだ風当たりが強いのが現実です。

「いい年をした男が平日の昼間からふらふらしている」
「あの人って、何をしている人なの」
「働きもせずけしからん!」

などといった世間の目が、FIRE民に容赦なく降り注ぐ可能性があります。

「そんな他人の勝手な意見なんて気にする必要ない!好きに言わせておけばいい」と、私なんかは思ってしまうのですが、現実問題として、人間関係はなかなか割り切れないものです。

特に、結婚して家族がいる場合は、なおのこと「無職」というのは肩身が狭いでしょう。
パートナーや子供が、周囲から「お父さんってお仕事していないの?」などと聞かれたら、嫌な思いをさせてしまうかもしれません。
特に、家族や親戚、近所といった身近な人との関係はそうですよね。

世間の目や嫉妬、やっかみといったものは、放っておくと意外なトラブルに発展することもあります。
最悪の場合、冒頭の記事のように親戚から金の無心をされたり、自治会やPTAの役員を押し付けられたり、といった面倒なことに巻き込まれる可能性も否定できません。

そういった無用なトラブルを避けるために、「自衛」として何らかの肩書を持っておくことが、FIRE後の人生を穏やかに過ごすためには有効かもしれません。

そこで、FIRE民(特にフルFIRE)はどんな肩書を使えるのか、いくつか候補を考えてみたいと思います。

次回に続きます。


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仕事が嫌いすぎてFIREしたい30代会社員です。米国株インデックスファンドを中心に資産運用中。意識低い系会社員の生存戦略としてのFIREをテーマに、投資情報や経験等を発信します。

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