復職?退職?休職継続?今後どうするか

2025年6月19日木曜日

休職

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本記事のYouTube動画はこちら。

私は仕事を傷病休職していて、既に三カ月が経過しました。
今回は、今後の展望にお話ししたいと思います。
具体的には、復職するのか、それとも休職を続けるのかということですね。

検討にあたっては、自分の希望、お金、周辺状況の3つの要素で考えています。

自分の希望

まず自分の希望、つまりどうしたいのか、という気持ちや体調面の問題です。

さすがに3カ月も休んでいるので、体調面は特に問題ありません。
筋トレを習慣化し、生活リズムが規則正しくなったため、何ならここ数年で一番健康的です。

メンタル面でも、現在の生活はストレスフリーですので安定しています。
ただ、やはり仕事のことを考えると気分が沈みますし、ただちに復職できるかといわれると、そこまでは回復していません。
もともとやっていた仕事が、本当に嫌いで向いていませんでしたからね。
ストレス耐性も激減しているため、あの過酷な労働環境に戻ったら、1週間ももたないかもしれません。

もちろん、会社側に配慮してもらって、休職時とは別の仕事にアサインしてもらう手もありますけどね。
少なくとも気持ちの面では、今のところ復職したいという感情が湧いてきません。

お金の問題

次に、切実なお金の問題です。

私の会社では、私傷病休職制度というものがあり、休職期間の3カ月間は休職前と同じ額の給与が支給されます。
そして4カ月目以降は、給与が支給されなくなり、代わりに健康保険組合から傷病手当金から、最長1年6カ月の間支給されます。

私はまだ傷病手当金を受給していませんので、実際にどれくらいが受け取れるのかわかりませんが、標準報酬月額の3分の2が支給されるということなので、生活する上では問題なさそうです。
ただ、傷病手当金の受給中は、社会保険料と住民税が天引きではなくなるので、自分で支払う必要があります。

正確な金額はまだ不明ですが、休職前と同じくらいの水準だと思われますので、結構重たい負担となることが予想されます。

収入が減る一方で、支出は変わらないことになりますので、本当に生活が回るかどうかはしっかり見極めたいところです。

周辺状況

最後に、周辺状況の問題です。これはいくつかあります。

育児休業

まずは育児休業の可能性です。
我が家では、子供を持とうとしていまして、もし子供ができれば、出産後子供が1歳になるまで育児休業を取得できます。
傷病休職と育休は、労働者の権利ですので、両方とも可能な限りフルで取得したいと考えています。

ちなみに両方同時に取得することは、一応制度上は可能らしいです。
というのも、育児休業は雇用保険の制度傷病休職は健康保険の制度で、「事業主は私傷病休職中であることを理由に育児休業の申出を拒むことはできない」とされているからです。

育児休業は育児介護休業法を根拠としていて、会社の任意制度である傷病休職よりも優先されると解釈されることが根拠となっています。
また、それぞれ別の制度に基づくため、傷病手当金と育児休業給付金は同時に受給することができるようです。

ただ、育休はあくまでも復職を前提とした制度ですので、現実問題として「復職の見込みが不透明な傷病休職期間中に取得できるのか」という点は疑問です。
育休と傷病休職の同時取得については、ネットでも情報が少なく、会社個別の状況に応じて異なるようなので、

実際の所は、自分の会社の人事部に確認する必要がありそうです。
そもそも、子供ができるかどうか未知数ですしね。

大幅な資産減少

次に、自分の資産が大きく減少した場合は、復職する必要が出てくるかもしれません。

私は米国を中心とする株式資産をおよそ1億円程度運用していますが、目安としては、これが5000万円を割り込むレベルになったら、おそらく復職を検討すると思います。

50%の大暴落ということになりますが、S&P500の最大ドローダウンは約55%、NASDAQ100では88%もの値下がりを過去に経験しているので、滅多に起こらないとは思いますが、ありえないともいえません。
現に今年のトランプショックなんて予想できませんでしたしね。
万が一資産が半減してしまったら、少なくともフルFIREはできません。

もっとも、これほどの大暴落に巻き込まれてしまったら、それこそ抜け殻みたいになってしまって復職なんてできないかもしれませんが。

サイドFIREする

また、もしフルFIREではなくサイドFIREをすることにした場合、今の職場で短時間の仕事をするという選択肢があり得ます。

この場合、正社員ではおそらく不可能なので、パートかアルバイトに切り替える形だと思います。
正社員として携わっていた顧客サポート業務は、休職の直接の原因になった仕事なので、この仕事に戻るつもりはありませんが、パートやアルバイトなら、より責任が軽くて、より定型的な業務に就くことになるでしょう。
一応何年も働いていて、ある程度勝手が分かっているので、別の職場でゼロから非正規労働者として働くよりは良いかなと考えています。

週3労働とかフルリモート勤務といった条件を勝ち取ることができれば、普通にアリですね。このルートを選ぶ場合、業務に従事できるという証明や雇用関係の維持のために、一度復職しておく必要があります。

働きたくなる

あとは可能性は低いものの、私自身が働きたくなった場合も復職することになるでしょう。

幸い休職してからの3カ月間、働きたいと思ったことは一度もなく、むしろこの生活がずっと続けばいいと思っています。
とはいえ、長年社畜をやってきて染みついた奴隷根性から、何かの間違いで労働したいという感情が出てくるかもしれません。

結局どうするか?

以上を3つの要素から検討した結論として、「当面はこのまま休職を継続する」ことにしました。

傷病手当金で生活が回るのかが多少気になりますが、少なくとも収支が赤字になることはないはず。
そうなると、とりあえず復職を急ぐ理由は今のところ見当たりません。
私の会社では傷病休職期間の上限が27カ月で、まだ時間的には猶予がありますので、気長に考えることにします。

今のところ思い描いている理想的なルートとしては、
「傷病休職を上限いっぱい取得後に退職してそのままフルFIREに突入する」か、
もし子供ができたとしたら、
「傷病休職と育休を上限いっぱい取得後に退職してそのままフルFIREに突入する」の、
どちらかですね。

ということで、今回は今後の展望についての私の考えをお話しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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仕事が嫌いすぎてFIREしたい30代会社員です。米国株インデックスファンドを中心に資産運用中。意識低い系会社員の生存戦略としてのFIREをテーマに、投資情報や経験等を発信します。

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